無断生成AIに対抗する人気声優 梶裕貴が4月に独立!その理由は?

著名人

引用記事:人気声優・梶裕貴〝独立〟の背景に「無断生成AI」の脅威 対策に本腰か | 東スポWEB↗

今回の記事を読んでの感想ですが、YouTubeなどで流れてくるナレーションや人気アニメのパロディ動画が横行していますね。

パロディ動画としては、あきらかに生成AIと思われる(というか完全な機械音声)ものは特に耳が慣れてきているのか、最近はなんとも思わなくなってきていますが

(このキャラクターこんなセリフ言ってたっけ?)と思うような動画も増えてきている印象です。

今後の声優業界としての根幹を揺るがしかねないような事案に対して立ち上がったのが、人気声優の梶裕貴さんですね。

梶裕貴独立の背景

2024年12月に山寺宏一さんや梶裕貴さんをはじめとする声優26名が

『NOMORE無断生成AI』有志の会」という声優団体を立ち上げたそうですね。

引用記事:山寺宏一、梶裕貴ら声優26人が「声の無断生成AI」に“NO”…法律で守られない「声の権利」侵害の実態 | 弁護士JPニュース↗

当時の記事によると

この団体が立ち上がった背景としてあげられているのが

  • 動画共有サイトやSNSで生成AIで学習した声優の声が無断使用されている
  • 現行法では規制されない法整備の現状

になるようですね。

この記事の見出しとして

  • 声優の声が勝手に売られている
  • 肖像権とパブリシティー権で守られない「人の声」
  • 福祉や合法のエンタメ利用には反対しない

の3つが挙げられています。

この声優の声が勝手に売られているというものに悪質なもので、かの国民的アニメである『ドラゴンボール』で演じられた野沢雅子さんや中尾隆盛さんなどが被害にあっているといいます。

かつてはMAD動画といった、各作品のキャラクターが話すセリフを切り取って編集したものがありましたが、今回の問題は根本的に違うと感じますね。

生成AIで学習した音声はイントネーションが不自然なものもありますが、基本的に音読しているような質感になっているものが多く、それを知らない方は勘違いしやすいというのも悪質ですね。

特徴的な声質を持つ声優さんであれば、ファンの方はすぐに気づくと思いますが、詳しくない方は鵜呑みにしてしまう可能性があり、声優さん達が実際に演じていないにも関わらず、今後のお仕事にも悪影響が出るのは明白ですね。

声が無断で売られているという現状は、若い人達という風に声優さん達の意見がありますが、私が思うのは、そういった動画で『違法に簡単に儲ける』というコミュニティがあり、簡単に稼ぐための手法として蔓延しているのではないかと。

私自身動画作成を行った経験はありませんが、10分程度の動画作成に丸一日かかるともいわれていますよね。そういった工程の時間短縮や著名な声を使用することでの話題性を呼ぶことが目的なのかもしれません。

作品には著作権や肖像権など、作品や個人を守る法律がありますが、声を守る権利は現状存在していないのが現状だそうです。

生成AIを使うのが、悪ではなく、生成AIの使い方に問題があると指摘する声優の方々。
合法的に使用するのは問題ないという背景にはこんな事例もあるといいます。

実際に亡くなった声優さんはライブラリ出演でない限り、もう二度と声を吹き込むことはできません。

しかし声優の中尾隆盛さんは、声を失った声優の知人がAIによって収録を行うことができたと姿勢生AIの活用例についても意見を述べたそうです。

そんな使い方を間違えなければ便利な生成AI

実際に梶裕貴さん自身が企画立案したプロジェクトは自身の声を元にした音声合成ソフト『梵そよぎ』を軸にしたものでプロジェクト名称は『そよぎフラクタル』。

引用記事:声優・梶裕貴 音声AIプロジェクト「そよぎフラクタル」より 公式音声合成ソフトウェア『梵そよぎ』がCeVIO AI、VoiSonaで正式にリリース | 株式会社en.のプレスリリース↗

この企画はいわゆる声優による公式音声合成ソフトウェアと呼ばれるものだそうです。

こちらは正式に販売されているものであるため、購入すれば、プロでも、アマチュアでも
誰でも使用することができるというものだそうです。

今回の独立には声優としての権利を守るための行動として同業者からは応援されているとのこと。

法律を変えるということは並大抵のものではないと思いますが、正式な音声を使用することができれば、プロでも思いつかないような使用方法があると考えられる公式音声合成ソフトウェア。

正しい活用法で使用することになれば、声優さんの評価も上がり、使用した動画なども評価が上がる。そういったwin-winの関係で制作してもらいたいですね。

包丁が悪いのではなく、包丁を悪用する人が悪い。
同じように

生成AIが悪いのではなく、生成AIを悪用する人が悪い。

このような悪用する人々には厳正な処分を下してほしいものです。

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